皆様、こんにちは。
株式会社髙津建設です。
当社のブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。
私たちは福岡県飯塚市を拠点に、地域の皆さまに寄り添った家づくりを行っております。新築・リフォーム・改修工事などを通して、これまで多くのお客様から「暮らしが快適になった」とのお声をいただいてきました。
その中でも、近年特にご相談が増えているのが「断熱リフォーム」です。
「冬はとにかく寒い」「エアコン代が高い」「結露がひどい」など、住まいに関するお悩みの多くは、実は断熱性能の低さが原因であることが少なくありません。
今回は、そんな断熱リフォームについて、どんな効果があるのか、どんな種類があるのか、どのようなタイミングで行うとよいのかを、わかりやすく詳しくご紹介いたします。
◆断熱リフォームとは?

「断熱リフォーム」とは、家の中と外との間で熱が出入りしにくくなるよう、壁や床、天井、窓などに断熱材や高性能建材を施工する工事のことを指します。
住宅の断熱性能が高まると、冬は暖かさを外に逃がさず、夏は暑さを家の中に伝えにくくなるため、冷暖房の効率が大きく向上します。その結果、光熱費の削減にもつながり、室内の温度ムラも少なくなるため、家族みんなが快適に過ごせる環境が実現します。
国土交通省のデータによると、住宅で最も熱が出入りする場所は「窓・開口部」で、全体の約6割を占めています。次いで「屋根」「外壁」「床」の順で熱が逃げやすくなっています。そのため、断熱リフォームを検討する際には、まず窓まわりの改善から始めるのが効果的です。
窓に内窓(二重窓)を設置したり、Low-Eガラスに交換するだけでも、冬の冷えや結露を大きく抑えられます。また、床下や天井、壁の断熱材を見直すことで、家全体の温度が均一になり、寒暖差による体への負担も軽減されます。
断熱リフォームは、単に「冬を暖かくする」工事ではなく、年間を通して快適に過ごせる住環境を作り、光熱費や健康にもメリットをもたらす総合的な住宅改善です。初めてリフォームを検討する方でも、効果を実感しやすい施工ポイントがあるので、専門業者に相談しながら計画を立てることが重要です。
◆断熱リフォームのメリット
断熱リフォームには、多くの利点があります。ここでは代表的な5つのメリットを詳しくご紹介します。
1. 光熱費の削減

断熱性が低い家では、冬は暖房をつけてもなかなか部屋が暖まらず、夏は冷房をつけてもすぐに暑くなってしまいます。そのため、ついエアコンの設定温度を大きく上げたり下げたりしてしまい、電気代がかさみがちです。特に寒い朝や暑い夕方など、気温の変化が激しい時期には、光熱費が思った以上に高くなることもあります。
しかし、断熱リフォームを行い住宅の断熱性能を高めることで、少ない冷暖房エネルギーでも快適な室温を保てるようになります。例えば、窓に内窓をつけたり、Low-E複層ガラスに交換するだけでも、熱の出入りを大幅に抑えられます。その結果、冬は暖かさを逃さず、夏は外の暑さをシャットアウトできるので、エアコンに頼りすぎずに済みます。
実際には、窓だけの断熱改修でも、年間でおよそ1〜2割ほどの光熱費削減が期待できると言われています。断熱性能をしっかり高めることで、家計にもやさしく、快適さも同時に手に入れられるのが大きなメリットです。
2. 冬でも底冷えしない快適な住まい
冬になると、「床が冷たい…」「窓際だけ寒い…」「廊下に出るとヒヤッとする…」なんて悩みを感じる方は多いですよね。実はこうした室内の温度差、原因の多くは住宅の断熱性能が十分でないことにあります。暖房をつけても、壁や床、窓から熱が逃げてしまうため、特に足元や窓際、廊下などが冷えやすく、部屋ごとの温度ムラが大きくなってしまうのです。
そこで効果的なのが、断熱リフォームです。床下や壁、天井に断熱材を入れたり、窓を内窓(二重窓)やLow-E複層ガラスに交換したりすることで、暖かい空気を逃がさず、冷たい外気の侵入も防げます。その結果、リビングから廊下まで、家全体の温度が均一になり、冬でも足元が冷えにくい快適な空間をつくることができます。
特に高齢の方や小さなお子様がいるご家庭では、この効果は健康面でも大きなメリットがあります。寒暖差が大きい住宅では、ヒートショックや風邪、体調不良のリスクが高まりますが、断熱リフォームで家全体の温度が安定すれば、そうしたリスクをぐっと減らすことができます。また、足元の冷えや体の芯の冷えがなくなることで、日常生活の動きやすさや家事のしやすさもアップし、家族みんなが安心して快適に過ごせるようになります。
さらに、家全体の温度が均一になることで、暖房効率も向上します。少ないエネルギーで家全体を暖められるので、光熱費の節約にもつながります。つまり、断熱リフォームは単に「暖かい部屋をつくる」だけでなく、健康・快適・経済的な暮らしを一度に手に入れられる家づくりなのです。
施工後は、これまで寒さで我慢していた時間も快適に過ごせるようになり、家族みんなが冬の生活を安心して楽しめる住まいに生まれ変わります。
3. 結露・カビの発生を防ぐ

冬になると、窓ガラスがびっしょり濡れてしまう「結露」に悩むご家庭は多いですよね。結露は、室内の暖かく湿った空気が冷たい窓や壁に触れることで、水滴として現れる現象です。放っておくと、壁紙の裏にカビが生えたり、木部が腐って家の寿命を縮める原因になってしまうこともあります。また、結露があるとカビやダニも増えやすくなり、アレルギーや呼吸器のトラブル、肌荒れなど、家族の健康にも影響を与えることがあります。
そこでおすすめなのが、断熱リフォームです。家全体の断熱性能を上げることで、室内と外の温度差を小さくでき、結露が起こりにくくなります。たとえば、窓に内窓(二重窓)をつけたり、Low-E複層ガラスに交換するだけでも、窓の表面温度が上がり、水滴が付きにくくなります。さらに、壁や床下、天井に断熱材を入れることで家全体の温度が均一になり、湿気が偏ることで起こる結露も減らせます。
その結果、カビやダニの発生が減り、家族の健康を守ることができます。また、木材や壁材の劣化も防げるので、住宅自体の寿命も延ばせます。さらに、結露による拭き掃除や壁紙の張り替えといった手間も減るので、日々の家事の負担も軽くなります。
断熱リフォームは、単に部屋を暖かくするだけではなく、健康や家の寿命、日々の暮らしの快適さまでまとめて改善できる工事です。結露対策は、暮らしやすさと安心を両方手に入れるための、とても大切なポイントと言えるでしょう。
4. ヒートショックの予防

冬になると、暖かいリビングから寒い浴室やトイレに行ったとき、急に体が冷えて「ゾクッ」とした経験はありませんか?実は、この急激な温度差が原因で起こるのが「ヒートショック」です。ヒートショックが起きると、血圧が急に上がったり下がったりして心臓に大きな負担がかかり、最悪の場合、心筋梗塞や脳卒中など命に関わる症状につながることもあります。特に高齢の方や持病のある方は注意が必要で、冬場に家庭内で発生する事故の大きな原因の一つでもあります。
そこでおすすめなのが、断熱リフォームです。壁や床、天井、窓など、家全体の断熱性能を高めることで、室内の温度差をぐっと減らすことができます。暖かいリビングから浴室やトイレに移動しても、急に寒さを感じにくくなるので、血圧の変化を抑え、ヒートショックのリスクを大幅に減らすことが可能です。
さらに、家全体が均一に暖かくなることで、日常生活も快適になります。高齢の方も安心して入浴でき、転倒や体調不良の心配が少なくなりますし、冷暖房効率が上がるので光熱費の節約にもつながります。
つまり、断熱リフォームは「部屋を暖かくするだけ」ではなく、家族の健康や命を守るための大切な工事でもあるのです。冬を快適に、そして安心して過ごすためには、ヒートショック対策として住宅全体の断熱をしっかり考えることが重要です。
5. 家の寿命を延ばす
断熱性能を高めると、家の中で起こる「内部結露」を防ぎやすくなります。内部結露とは、壁や床下の隙間などで水分がたまってしまう現象のことです。この結露が長期間続くと、柱や土台などの木材が腐食したり、壁材が傷んだりしてしまい、家の寿命に影響を与えます。
断熱リフォームによって家全体の温度と湿度が安定すると、こうした内部結露が起こりにくくなり、木材や建材の劣化を防ぐことができます。その結果、柱や土台などの構造部分が長持ちし、家の耐久性が高まります。
さらに、家の寿命が延びることで、将来的な大規模修繕の頻度や費用も抑えられます。つまり、断熱リフォームは単に「暖かく快適にする」だけでなく、家を長持ちさせ、家計にもやさしい工事と言えるのです。
◆断熱リフォームの主な方法

断熱リフォームにはさまざまな方法があります。お住まいの構造や劣化状況、ご予算に応じて最適な工法を選ぶことが大切です。
窓の断熱改修

最も手軽で人気の高い工事です。
・内窓(二重窓)設置:既存の窓の内側にもう1枚窓を取り付け、空気層で熱を遮断。
・ガラス交換:Low-E複層ガラスに交換し、断熱・遮熱性能を向上。
・樹脂サッシに交換:アルミよりも熱伝導率が低く、結露も軽減。
費用も比較的抑えやすく、工期も1日で完了するケースが多いです。
床下の断熱

床下に冷気がたまると、冬場の底冷えの原因になります。
断熱材を床下に吹付けたり、パネル状の断熱材を貼ることで、足元の冷たさを防ぎます。
壁の断熱

・内断熱工法:室内側から断熱材を入れる。リフォーム向き。
・外断熱工法:外壁側から断熱する。建物全体を包み込むように施工でき、断熱効果が高い。
外壁塗装や張り替えのタイミングに合わせて行うと効率的です。
天井・屋根断熱

夏の暑さ対策として効果的です。
屋根裏に断熱材を敷き詰めたり吹付けたりすることで、天井からの熱の侵入を防ぎます。
◆断熱リフォームのタイミングとポイント
断熱リフォームは、**「家を長持ちさせたい」「暮らしを快適にしたい」**と思ったときがベストタイミングです。
特におすすめの時期は以下の通りです。
・外壁や屋根の塗り替えをするタイミング
・床の張り替え・内装リフォームを行うとき
・冬の寒さ・夏の暑さに困っているとき
・家族の高齢化に伴い、ヒートショック対策を考えたいとき
断熱を単独で行うよりも、他のリフォームとセットで行う方が効率的で費用も抑えられます。
また、家全体のバランスを考えることが重要です。窓だけ断熱しても、床下や壁が未対策だと効果が半減してしまうことがあります。
◆補助金制度の活用について
断熱リフォームは、国や自治体の補助金制度を活用できるケースが多いです。
・住宅省エネ2025キャンペーン(国土交通省)
窓・壁・床・天井の断熱改修や、高効率給湯器設置などに対して補助。
最大で数十万円の補助が受けられる場合もあります。
先進的窓リノベ2025事業では、最大一戸200万円の補助が受けられる場合がございます。
※各補助金には予算に限りがございます。
※工事着手の期限が遅くとも2025年12月31日までとなります。
・福岡県・飯塚市の独自支援制度
省エネ住宅推進のための補助事業が行われることがあります。
補助金は年度ごとに内容が変更されるため、申請の際は最新情報の確認と正確な手続きを行うことが重要です。
株式会社髙津建設では、これらの補助金申請サポートも承っております。
◆株式会社 髙津建設の強み

当社は、飯塚市を中心に完全自社施工でリフォームを行っています。
下請けに丸投げせず、現場管理・施工・アフターサービスまで一貫対応。そのため、
・現場ごとの柔軟な対応
・施工品質の安定
・お客様との密なコミュニケーション
が可能です。
また、木材を生かした施工技術にも定評があります。断熱性能を高めつつも、木の質感や温かみを感じられる住まいづくりを得意としており、自然素材の魅力を活かした快適な空間を実現します。これにより、機能性とデザイン性を両立させたリフォームを提供することが可能です。
株式会社 髙津建設では、単に工事を行うだけでなく、「安心」「快適」「長く住める家」を提供することを使命として、地域の皆さまの住まいに向き合っています。どんな小さな相談にも真摯に対応し、お客様の期待を超えるリフォームを目指しています。
◆まとめ
断熱リフォームは、単なる寒さや暑さ対策ではなく、家全体の快適性と健康、光熱費の効率化を同時に実現する住宅改善の手段です。
床下や壁、天井、窓など、熱の出入りが大きい部分を適切に断熱することで、冬は足元まで暖かく、夏は室内の熱がこもりにくくなり、家中の温度差を抑えることができます。
さらに、断熱性能が上がることで結露やカビの発生も減り、住宅の寿命を延ばす効果も期待できます。
省エネ性能が向上するため、光熱費の削減にもつながり、国や自治体の補助金制度を活用すれば、費用面での負担も軽減できます。
断熱リフォームを成功させるポイントは、家全体のバランスを考えた施工です。
窓だけ、壁だけ、床だけといった部分的な改修でも効果はありますが、複数の箇所を組み合わせることで、より快適で経済的な住まいが実現します。
福岡・飯塚市を拠点とする株式会社 髙津建設では、現地調査をもとに最適な施工方法をご提案。家族が一年中快適に過ごせる住まいを目指すなら、まずは一度ご相談いただくことをおすすめします。
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