皆さんこんにちは。
これからの時期、暑さ対策もですが、台風対策は万全でしょうか?
ウェザーニュースでは、2022年の「台風傾向」を発表しています。
8月は複雑な進路をとるなどにより日本付近に接近する可能性があり、9月以降、沖縄から本州付近へ向かうことが多くなると予想しています。
発生個数は平年より少ない23個前後の見通しだそうです。
近年台風もですが、集中豪雨を引き起こす原因として注目される「線状降水帯」の発生にも気を付けたいですね。
台風による建物の被害としては、強い風や、その風によって飛ばされてきた物によって窓が割れてしまったり、集中的な豪雨により窓の隙間から水が入ってくることも考えられます。
窓の補強をしたり、シャッターや網戸をしっかりと閉め、隙間や壊れている部分が無いかを確認しましょう。
家の周りに排水溝や側溝などがある場合は、水はけをよくするために掃除をしておきます。
さらに、屋根の瓦部分にズレやひび割れなどがあると雨漏りの原因となるため、事前にチェックしておく必要があります。
外に設置してあるゴミ箱やプランター、プロパンガスなど飛ばされる可能性のあるものは、ロープやネットを使ってしっかりと固定するか、可能であれば家の中に非難させるようにしましょう。
台風などの強い風によって自分の家から飛んでいった物で他の家や人を傷つけてしまう可能性もあります。建物の台風対策は自分の家を守るばかりでなく、第三者を守るためにも行うべきです。
引用:気象庁「風の強さと吹き方」
台風で生じやすい住宅被害とは・・・
1.屋根
台風シーズンになると非常に多くの屋根被害が生じてしまいます。
特に築年数の経過した瓦屋根などは、屋根土の上に並べて噛み合わせているだけといった施工方法になっていることが多く、風を含みやすいという構造で一気に捲れてしまう…という被害が生じやすいです。
また瓦の飛散は、非常に重いので、人にあたってしまうと重大なケガにもつながりかねません。
棟板金とは、屋根のてっぺんについている接合部分のこと。風の影響を受けやすく、台風の被害にあいやすい部分です。
2.雨樋
雨樋は、雨水を排水するパイプのような部分。強風の影響で傾斜がズレる…、雨樋が外れる、割れてしまう…などといった被害が多いです。雨樋の劣化は雨漏りにつながります。
3.外壁
外壁にクラック(亀裂)があると、家の中に水が染み込んでしまうかもしれません。普段の雨の日は大丈夫でも、台風では横殴りの雨が激しく壁を打ち付けることもあります。またゴムのようなシーリングが劣化していると、そこから雨漏りすることもあります。
外壁周りで使用している構造材が、台風による強風で損壊して飛ばされてしまう場合があります。
4.窓まわり
台風の強い風で雨戸などが飛ばされると非常に危険です。がたつきやゆるみがないかなど確認しておきましょう。窓まわりにもシーリングが充填してあるので、劣化していれば新しいものに打ち替えると良いでしょう。
台風の際には、強風に煽られてさまざまなものが飛ばされてきます。このような場合、飛来物が外壁や窓、屋根に衝突することで、破損してしまうことになるのです。この被害は雨漏りに直結します。
建物の台風対策チェック
・屋根材にズレや歪みが生じていないか?
・屋根材にひびが入っている箇所はないか?
・屋根材の表面が色あせていたり、
コケ・カビが繁殖していないか?
・棟板金はしっかりと固定され、浮きなどが生じていないか?
・漆喰にひび割れや脱落した箇所がないか?
・金属屋根の場合、屋根表面に傷やサビがないか?
・雨樋にゴミが詰まっていないか?
外れていたり折れ曲がったり、ゆがんでいる箇所などがないか?
雨の日に、雨樋から水があふれていないか?
・窓の補強
窓や網戸、雨戸はがたついていないか?
窓まわりのシーリングは劣化していないか?
・家の周りの排水溝の掃除
・シャッター・雨戸の確認
雨戸、シャッターがない窓に、
後付けでシャッターをつけるという対策も効果的
・屋外に設置してあるものを屋内へ移動させる
(またはロープ・ネットなどで固定する)
・ハザードマップのチェック
・防災グッズ、飲料水、食料の準備
なにか起こってからでは遅いので、早めの対策をおすすめします。
雨、風にも強い家を目指すなら、定期的なチェック、メンテナンスを忘れてはいけません。
屋根の上などの確認はお客様ご自身で上がるのは大変危険ですので、プロの業者にしてもらうのが一番です。
弊社は、一人一人が高い技術を持った職人集団です。
目に見えないところも職人の技でしっかりと丁寧に!をモットーとしております。小さなことから大きなことまで、大小問わずなんでもご相談下さい!!
台風対策でお困りなこと、ご相談がございましたら、是非株式会社 髙津建設までお気軽にお問い合わせ下さい。