皆様こんにちは。
株式会社 髙津建設です。
今年も残すところ1ヶ月をきりますね。
最近は、新型コロナウイルス感染が落ち着いてきましたが、一方でインフルエンザが猛威を振るっていますね。インフルエンザの患者数も増加しているそうです。かぜのような症状が出たら、インフルエンザやコロナウイルスの可能性を疑って、できるだけ外出を控えて、早めに医療機関を受診することが大切です。
また、感染を広げない為にも、マスクの着用や手指消毒、こまめな換気など、これまでにおこなってきた感染対策を継続していきましょう。
2024年に向けて、補助金の情報なども更新されてきています。
2023年11月10日、住宅の省エネ化の支援強化に関する令和5年度補正予算案が閣議決定されました。
2050年カーボンニュートラルの実現に向け住宅の省エネ化の支援を強化するため、国は全体で2030年度に温室効果ガスを2013年度から46%減らす目標を立てています。そのなかでも、家庭は66%の削減(1億3800万トン)が必要で、一層の努力が必要となっています。
経済産業省、国土交通省及び環境省は、住宅の省エネ化を支援する補助制度を2023年度に「住宅省エネ2023キャンペーン」を実施しましたが、2024年度も継続することを発表しております。
※国会での補正予算の成立が前提となります。
基本的な内容は「2023」を踏襲しつつも、一部アップデートを施しております。
特徴は、長期優良住宅の取得または同住宅への改修にフォーカスした点、またもうひとつは、初めて賃貸住宅向けのリフォームに補助金が出る点です。
◆国土交通省
2023年度「こどもエコすまい支援事業」(今年の9月に終了)
➡2024年度「質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援(仮称)」(子育てエコホーム支援事業)
※もともと1,700億円だった予算額は2,100億円と400億円も増額となっております。
子育て世帯向けに開口部や躯体などの断熱改修を促すといった点は共通ですが、「長期優良リフォーム」に最大45万円の補助金が出るようになります。
住宅の子育て対応改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事が対象となります。
新築ではZEH住宅の補助額は80万円に減額され、代わりに長期優良住宅の取得に100万円が補助されます。
リフォームは最大20~60万円となります。
(補助対象・補助額)
〇子育て世帯または若者夫婦世帯の場合
既存住宅の購入を伴う場合・・・・・最大60万円/戸
長期優良リフォームの場合・・・・・最大45万円/戸
上記以外のリフォームを行う場合・・最大30万円/戸
〇その他の世帯の場合
長期優良リフォームの場合・・・・・最大30万円/戸
上記以外のリフォームを行う場合・・最大20万円/戸
その他のリフォーム工事でも住宅の子育て対応改修、バリアフリー改修、空気清浄機能・換気機能付きエアコン設置工事等を行う場合に工事内容に応じた定額を支援となります。
※省エネ性能が高い住宅の購入支援
質の高い住宅ストック形成に関する省エネ住宅への支援(仮称)は、高い省エネ性能を有する新築住宅(長期優良住宅、ZEH住宅)の取得も対象となります。
〇子育て世帯・若者夫婦世帯を対象
長期優良住宅の場合・・100万円/戸
ZEH住宅の場合・・・・80万円/戸
◆経産省、環境省
2023年度 高断熱窓を設置する「先進的窓リノベ事業」
➡2024年度 断熱窓への改修促進等による住宅の省エネ・省CO2加速化支援事業
補助率は約2分の1で、上限200万円/戸という高額補助が出る予定です。さらに予算額は従来の1000億円に350億円を上乗せし、1350億円となっています。
(補助対象・補助額)
補助対象
窓(ガラス・サッシ)の断熱改修工事
(熱貫流率(Uw値)1.9以下等、建材トップランナー制度2030年目標水準値を超えるもの等、一定の基準を満たすもの)
補助額
リフォーム工事内容に応じて定める額(補助率1/2相当等)
上限200万円/戸
2023年度 高効率給湯器の設置を促す「給湯省エネ事業」
➡2024年度 高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金
ヒートポンプ給湯機、ハイブリッド給湯機、家庭用燃料電池などを対象に、家庭でのエネルギー消費量を削減するために必要な高効率給湯器の導入に係る費用を補助します。
・エネファーム:18~20万/台
・ハイブリッド:10~15万/台
・エコキュート:8~13万/台
補助金上乗せ:導入と併せて撤去費用補助
a.蓄熱暖房機=10万/台(上限2台まで)
b.電気温水器=5万/台(上限2台まで)
◆新規支援事業
「既存賃貸集合住宅省エネ化支援事業(新規)」
さらに2024年から、既存賃貸集合住宅にエコジョーズ等の取り替えを促す「既存賃貸集合住宅省エネ化支援事業(新規)」(予算185億円)が加わっています。
対象となる製品は、以下となります。
給湯単能機(エコジョーズ)…モード熱効率が90%以上
ふろ給湯器(エコジョーズ)…モード熱効率が90%以上
給湯暖房機(エコジョーズ)…給湯部熱効率が95%以上
油焚き温水ボイラー(エコフィール)…連続給湯効率が95%以上
石油給湯機(直圧式)(エコフィール)…モード熱効率が91%以上
石油給湯機(貯湯式)(エコフィール)…モード熱効率が80%以上
補助額
追焚機能なし:5万/台
追焚機能あり:7万/台
今回ご紹介した上記4事業をワンストップで申請可能となる予定です。それぞれの省エネ補助金の交付申請は、2024年3月以降の受付開始を予定しております。また、随時内容が更新されると思いますので、再度お伝えさせていただきます。
※補助金の申請はリフォーム工事を行う施工業者が行います。
株式会社 髙津建設では、住宅省エネ2023キャンペーンより、事業者登録をしておりますので、住宅省エネ2024キャンペーンでも継続して登録事業者となりますので、ご不明な点等ございましたら、お気軽にお問合せ下さい。
■関連記事
〇【2023年 福岡県飯塚市 エコ住宅 補助金】エコ住宅にするためには?
◆まとめ
早速、『住宅省エネ2024キャンペーン』(補助金)をご紹介させていただきました。今回ご紹介した内容は、あくまで国会での補正予算の成立が前提となります。2023年の補助金では、早期に予算に到達してしまい、受付が終了となってしまったものもございました。前回、リフォーム補助金を逃してしまった方、また、今後リフォームをご検討中の方、是非『住宅省エネ2024キャンペーン』のお早目のご検討、準備をおすすめいたします。
今後も地球温暖化が懸念される今、ご自宅などの省エネ化を今一度見直し、快適な空間で生活を送り、お得に省エネ住宅にしてみませんか。
株式会社 髙津建設では、様々な補助金の提案から申請代行まで行っております。
ご自宅、事務所などでお困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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