【2023年 福岡県飯塚市 補助金活用術】暑さ対策におすすめ!夏本番前にやっておきたい断熱リフォーム!

皆様こんちちは。

株式会社 髙津建設です。


5月に入り、いよいよ気温が上昇してきましたね。

最高気温が、夏場と同じ30℃以上となった地域もあり、「夏がやってきたのか」と思った方も多いのではないでしょうか。

気温が高くなると、「熱中症」に気を付けていきたいですね。

従来の熱中症のイメージは、カンカン照りの日差しの中で起こるものでした。しかし消防庁によると、熱中症の4割が室内で起こるといいます。

住居での発症率が最も高く、住居内の熱中症対策が大変重要です。

今年は、新型コロナウイルスの5類引き下げもあり、人との対面が緩和されているので、ご自宅に友人など招いたり、近年の熱中症対策でご自宅にいる時間も多くなりそうです。

暑い夏に熱中症にならず、快適なお家空間を作ってみませんか。

そのためには、断熱リフォームがおすすめです。





◆断熱リフォームの重要性


住まいの断熱性というと、どうしても冬場の寒さを防ぐため、というイメージが強いかもしれません。寒い季節には、断熱性を高めることで部屋ごとの温度差が減少し、ヒートショックのリスクが軽減する、という話題は、マスコミなどで取り上げられることも多いです。しかし、断熱性能は冬場だけでなく、夏場なども含め一年中快適に暮らすために重要となります。

断熱性の高い住まいにすることで、夏場は、室内気温の上昇を抑え熱中症リスクを軽減できます。また、結露が減り、アレルギーなどの原因となるカビやダニの発生も抑制する効果もあります。さらには、一年を通して、冷暖房などの光熱費を抑えることができ、電気やガスの使用量が減ることで、CO2の削減につながり、今話題のSDGsに貢献できます。




(夏場・冬場の熱の流入する割合)



上図でもわかる通り、窓やドアからの熱の流入の割合が夏場は70%以上冬場でも50%以上と、数値からも高いことがわかります。


窓やドアを「開口部」といいます。

開口部は、戸建住宅ではもっとも熱の出入りが多いところです。

夏は開口部から外の暑さが入ってきます。

冬は開口部から室内の暖房が逃げています。

じつは、快適に過ごすには、開口部の断熱化が非常に大切です。




◆断熱リフォームのメリット


①室内が夏は涼しく、冬は暖かい

断熱リフォームを行うことで外気が住宅内に入り込みにくくなり、室温だけでなく壁や床の表面温度にも影響を与えます。そのため、同じ室温でも断熱性が高い住宅の方が冷えや暑さを感じにくくなります。



②電気代(光熱費)を削減できる

断熱の行われていない住宅が省エネ基準の断熱リフォームを施した場合、なんと最大で5割ものエネルギー消費量減少につながるといわれています。電気代では年間8万円以上も差が出るとされており、いかに断熱性の高さが電気代に影響を与えるかがよくわかります。



③結露やカビを抑える

室内外に温度差が大きいと、結露やカビの発生原因になります。しかし、リフォーム箇所によっては室内外の温度差を軽減でき、結露やカビの発生を抑えることが可能です。結露は木材の腐食、カビは人体へ悪影響があるため、結露に悩まされている場合は断熱リフォームをおすすめします。



④防音にもなる

壁の場合、断熱材の密度が高ければ高いほど、もちろん断熱効果が高いですが、防音効果も向上します。発泡吹付けの断熱材よりも、グラスウールの方が防音効果は高いという結果がでています。

 外部からの音については、やはり大きな音の入口になってしまっているのが窓です。インナーサッシともいわれている「内窓の設置」が効果的です。



⑤健康を守れる

住宅の断熱と健康との間には大きな関係があると言われています。

下図は、断熱された家に引っ越した方のデータとなります。

疾病が改善されている様子がグラフで表示されています。手足の冷えは当然ながら大きく改善されていますが、その他アレルギー系の疾病改善も数字として現れています。


 ※(一社)日本建材・住宅設備産業協会 参照



効果的な断熱リフォームの優先順位は、冬にも配慮すると...

(1)窓

(2)床

(3)天井

(4)壁

の順で行うといいでしょう。





◆断熱リフォームの種類


①窓の断熱リフォーム


熱は気温が高い方から低い方へ移動する性質があり、主に開口部=窓を経由して室内に侵入します。窓を断熱構造にリフォームすることで気密性を高め、室温の変化を抑えることができます。必要以上に冷房器具の出力を上げる必要もなくなるため、熱中症対策としてだけでなく、節電としても効果的です。




②床の断熱リフォーム


床の断熱工事は、室内から床材であるフローリングの下の部分を断熱する「床断熱」と、室内の床材はそのままに、室外の床下側から根太の間や大引き間を断熱する「基礎断熱」に分かれます。




③屋根の断熱リフォーム


室温は上階の方が高くなりやすい傾向にありますが、その原因の一つが天井からの熱伝導です。遮熱素材を敷き詰めた断熱屋根にリフォームすることで、熱中症対策としても高い効果を発揮します。




④壁の断熱リフォーム

壁に断熱材を施し、住宅全体の断熱性を高めるリフォームもあります。

室内側から施工して壁の中に断熱材を敷き込む「内断熱」、外壁を断熱材ですっぽり囲む「外断熱」のほか、内断熱と外断熱を組み合わせた「付加断熱」などがあります。




⑤外壁塗装リフォーム


熱は外壁からも室内に伝わりますが、遮熱性が高い塗装を施すことで熱伝導を抑え、住居全体で熱中症を引き起こしにくくなります。





◆断熱リフォームで使える補助金


1.こどもエコすまい支援事業


●補助額

断熱リフォームをお考えの方、下図のが使用可能です。

※1申請あたりの合計補助額が5万円未満の場合は申請できません。



①【必須】開口部(窓・ドア)の断熱

(ガラス交換、内窓設置・外窓交換、ドア交換)




②【必須】外壁、屋根・天井又は床の断熱改修




●こどもエコすまい支援事業の対象期間


◆工事請負契約

令和4年11月8日~令和5年12月31日の期間


◆工事の実施(着工~完成)

事業者登録後※に工事の着工、令和5年12月31日までに工事が完成


◆補助金交付申請期間

令和5年3月下旬~令和5年12月31日(予定)


※事業者登録→弊社(髙津建設)では、事業者登録しておりますので、お気軽にお問い合わせください。


※補助金申請額が予算上限に達し次第、交付申請の受付が終了します。

お早めの申請をおすすめします。


下記サイトでは申請の割合が随時更新されていますので、ご確認下さい。

・こどもエコすまい支援事業(公式サイト)


また、弊社HPブログ内でもこどもエコすまい支援事業の内容を記載してますので、ご覧ください。

・【朗報】2023年 福岡県でリフォームをするなら補助金を使ってお得に!!





2.先進的窓リノベ事業


補助額は開口部ごとのリフォーム内容に応じて金額が決まっており、その合計額が補助額となります。1戸あたり最大で合計200万円が上限とされています。


ひとつずつ工事の内容と金額を詳しく見ていきましょう。



ガラス交換

既存の窓のガラスのみを取り外し、断熱性の高い複層ガラス等に交換する工事で、サッシは既存のものをそのまま利用します。


ガラス製品にはガラスの性能を表す「グレーコード」というものが記載されており、新しいガラスのグレーコードと既存サッシの組み合わせによって、性能区分が変わります。


補助額は4,000〜48,000円で、性能区分と窓の大きさによって決まります。



内窓設置

既存の窓の内側に新しい窓を設置する工事、または既存の内窓を取り除いて新しい内窓を設置する工事です。


補助額は30,000〜124,000円で、内窓の性能区分と大きさによって決まります。



外窓交換(カバー工法)

既存の窓のガラスを取り外し、既存の窓枠の上から新たな窓枠を覆い被せて複層ガラス等に交換する工事です。


補助額は窓の性能区分、外窓の大きさの他に住宅の建て方によっても金額が変わってきます。戸建て住宅または3階以下の低層集合住宅の場合は51,000〜183,000円。4階以上の中高層集合住宅の場合は38,000〜221,000円となっています。



外窓交換(はつり工法)

既存の窓のガラスと窓枠をすべて取り外し、新たな窓枠を取り付けて複層ガラス等に交換する工事です。



 (「開口部の断熱改修」補助額 参照)


補助額はカバー工法と同様に、窓の性能区分、外窓の大きさ、住宅の建て方によって金額が変わります。

戸建て住宅または3階以下の低層集合住宅の場合は51,000〜183,000円。

4階以上の中高層集合住宅の場合は52,000〜221,000円です。



●先進的窓リノベ支援事業の対象期間


◆工事請負契約

令和4年11月8日~令和5年12月31日の期間


◆工事の実施(着工~完成)

事業者登録後※に工事の着工、令和5年12月31日までに工事が完成


◆補助金交付申請期間

令和5年3月下旬~令和5年12月31日(予定)


※事業者登録→弊社(髙津建設)では、事業者登録しておりますので、お気軽にお問い合わせください。




●注意


Q.こどもエコすまい支援事業との併用できるのか?

A.同時期に国土交通省が行っている「こどもエコすまい支援事業」もありますが、補助対象が重複しなければ併用可能とされています。


先進的窓リノベ事業では対象にならない製品や型番でも、こどもエコすまい支援では補助の対象となる場合もありますので、うまく活用したいですね。



Q.複数回の工事でも申請可能なのか?

A.同一住宅で複数回リフォーム工事を行う場合には、上限額の範囲内であれば何回でも申請することが可能です。ただし、それぞれの申請ごとにすべての補助要件を満たしている必要があります。




こちらの補助金も「こどもエコすまい支援事業」同様、補助金申請額が予算上限に達し次第、交付申請の受付が終了しますので、お早めの申請をおすすめします。


下記サイトでも、「先進的窓リノベ事業」の申請の割合が随時更新されていますので、ご確認下さい。

・先進的窓リノベ事業(公式サイト)


また、弊社HPブログ内でも「先進的窓リノベ事業」の内容を記載してますので、ご覧ください。

・福岡県 最大200万円の補助金で窓のリフォーム工事ができる⁈





◆まとめ


いかがでしたでしょうか。

断熱リフォームは、冬場だけでなく、1年を通して快適な空間を作る上でとても重要ですよね。また、暑さ寒さへのストレス、これからも高騰していく高い電気代、灯油代、ヒートショックやアレルギーなどの大切な家族や自分自身の健康リスクなど様々なことが解決できるでしょう。

今現在の住環境は、コロナウイルス流行期の2019年以降、在宅時間の増加に伴い、住宅空間の充実をより快適にしたいという意識の変化で、リフォーム工事の需要も高くなっているのが現状です。

 

弊社でも、多くのお客様の断熱リフォームをお手伝いしております。

断熱リフォームをご検討でしたら、まずは株式会社 髙津建設までお気軽にご相談下さい。



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