皆様、こんにちは。
2月も終わり、3月になりますね。
3月は別れの春とも言い、旅立ちの季節となります。
4月からは新たな場所で新生活を始められる方も多くいらっしゃると思います。
さて、春になると気候も穏やかになり、天候に恵まれる季節です。最もリフォームしやすい時期とも言えます。
また、年度が新しくなると補助金制度も新しくなります。補助金制度を利用してリフォームすることも可能です。
そして今年から、住宅省エネ2023キャンペーンが始まりました。
住宅省エネ2023キャンペーンとは?
2050年にカーボンニュートラルを達成するために設けられた補助制度の総称であり、高性能な住宅を建築したり既存住宅を高性能化するリフォームを行うと、補助を受けられるということです。
また、新たに内容が3部門に分かれているのも特徴的です。
・こどもエコすまい支援事業
・先進的窓リノベ事業
・給湯省エネ事業
という項目になっています。
(こどもエコすまい支援事業)
こどもエコすまい支援事業につきましては、下記をご覧ください。
(給湯省エネ事業)
給湯器関係の補助金となります。
「給湯省エネとは?」
家庭のエネルギー消費で大きな割合を占める給油分野について、高効率給湯器の導入支援を行合いその普及より、「2023年度におけるエネルギー需要の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。
◆対象となる設備◆
・ヒートポンプ給湯器(エコキュート)
・家庭用燃料電池(エネファーム)
・ハイブリッド給湯器
ここからは、『先進的窓リノベ事業』についてご紹介します。
◆先進的窓リノベ事業◆
先進的な断熱性能の窓に交換するリフォームにたいして、高い補助額で重点的に支援します。また、既存住宅の断熱性能を早期に高めるため、熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることにより速効性の高いリフォームを推進します。
【補助対象となる方】
以下①②を満たす方が補助対象となります。
①窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をすること
②窓のリフォーム工事をする住宅の所有者であること
【対象となる住宅】
既存住宅であること
既存住宅:建築から1年が経過した住宅、又は過去に人が居住した住宅のこと。
【対象となる工事】
①対象製品を用いた下記リフォーム
a)ガラス交換
b)内窓設置
c)外窓設置(カバー工法、はつり工法)
それぞれについて説明していきます。
a)ガラス交換
既存窓ガラスのみを取り外し、既存サッシをそのまま利用し、複数のガラス等に交換する工事です。
b)内窓設置
既存窓の内側に新しい窓を新設します。
又は、既存の内窓を取り除き、新しい窓に交換する工事です。
c)外窓交換(カバー工法)
既存の外窓を交換する際、古いサッシの枠の内側に、少し小さな窓を取付ける工事です。
c)外窓交換(はつり工法)
既存の外窓を交換する際、古いサッシを枠ごと取り除き、新しいサッシに交換する工事です。
②補助額が5万円以上ある
分類される基準にもよりますが、この補助額がなんと5万円~最大200万円の補助金が受けられます!
※補助額が5万円以上で補助額申請対象となります。1申請あたりの補助額が合計5万円未満では申請できませんのでお気を付けください。
※補助の対象にならないリフォーム
・ドアの一部及び欄間に取付られたガラスを交換する工事
・店舗併用住宅等の住宅以外の窓・ガラス工事
・住宅の所有者等が住宅設備を購入し、その取付を住宅事業者に依頼する工事
・リース設備の設置工事
・中古品を用いた工事
【補助金の申請方法】
1.先進的窓リノベ事業に登録している事業者を探します。
2.一度、事業者に窓リノベについての詳しい情報や用件などの打合せをします。
3.窓リノベ事業者と契約を結びます。
4.工事着工開始します。
5.工事完了後補助金の交付申請をします。
※補助金の交付申請は、窓リノベ事業者が行います。発注者が申請をすることはできません。
リフォーム工事完了後には必要書類を準備し、窓リノベ事業者に提出する必要があります。
6.補助金の交付・還元
※補助金は、窓リノベ事業者に振り込まれます。共同事業実施規約の締結を結んだ後、発注者様に還元されます。
★本人確認書類
・個人の場合
住民票の写し、運転免許書の写し、マイナンバーカードの写し等
・法人の場合
商業法人登記の写し等
★申請する用件に応じて必要な書類
・既存住宅の登記事項証明書
※必要に応じて、他の書類等の提出が求められることがあります。
【対象となる期間】
(工事請負契約日の期間)
2022年(令和4年)11月8日~2023年(令和5年)12月31日
※「窓リノベ事業者」と工事請負契約を結びます。
(工事着工の期間)
工事請負契約後~2023年(令和5年)11月30日
・工事着工後、必要書類を提出することで交付申請の予約が可能になります。
予約をすることで3ヶ月交付予定額を確保することができます。
(交付申請期間)
2023年(令和5年)3月下旬~2023年(令和5年)12月31日
※工事完了後に申請(窓リノベ事業者が申請します。)
※予算が上限に達すると申請は締め切られてしまいますので、補助金を使用して工事をしたいとお考えの方は早めの申請をおすすめします。
※Q&A
Q.補助金は他の支援事業と併用可能なのか
A.本事業の対象商品は全て、こどもエコすまい支援事業においても補助対象となりますが、こどもエコすまい支援事業の対象製品は、窓リノベでも一部補助対象になります。商品によりますが対象商品の性能に応じて、両事業を併用することも可能となります。
先進的窓リノベ事業の内容は下記でもご確認いただけます。
◆窓の室内気温◆
住宅のお悩みでもある「冬は寒く、夏は暑い住宅」というものがりますね。
その原因の多くは、「窓」にあります。
下記の図のように、冬の暖房時は室内の熱の約6割が窓から逃げるのと反対に、夏の冷房時には室外から侵入する熱の約7割が窓から入ってきます。
※出典:日本建材・住宅設備産業協会 省エネルギー建材普及促進センター
「省エネ建材で、快適な家、健康な家」
◆窓を断熱リフォームした時のメリット◆
・冷暖房の節約
・快適で健康な暮らしができる
・防音効果
◆窓を断熱リフォームしない時のデメリット◆
窓は熱の出入りが多く外気温の影響を受ける大きな原因となります。
窓の性能が低いと色々な影響もでます。
・夏は窓から暑さを感じる
・冬は窓から冷気を感じる
・気温が低い時は窓が結露で濡れる
・冷暖房の効きが悪い
温度や湿度を適度に保つ断熱窓の役割は非常に効果があると言われています。
断熱窓によって窓の結露を防ぐこともできます。また、カビやダニの発生も抑えられます。
デメリットが一つでも当てはまる方は一度、窓リノベ事業者にご相談されてはどうでしょうか。
※株式会社 高津建設では、先進的窓リノベ事業の事業者登録をしております。
◆まとめ◆
ここ近年では、物価の上昇が著しく上がり、1ヶ月の光熱費も物価の上昇前と比較すると倍に上がっています。光熱費の値上げはまだ続いていくそうです。
先が見えない中、国からの補助金で最大200万円の補助金で窓のリフォーム工事を行うことができ、最大50%相当の還元されます。
室内の温度は窓が決め手でもあります。
また、『こどもエコすまい支援事業』・『先進的窓リノベ事業』の補助金を上手く活用し、水廻りとセットで窓リフォーム工事を行うと、さらにお得に工事が行えます。
リフォーム工事を行うことで今まで高かった光熱費を抑えることができ、快適な空間で生活を送ることができます。
窓のリフォームをご検討中の方や、今後の省エネ対策をお考え中の方は、是非この機会に補助金を使用して窓のリフォームすることをおすすめします。
株式会社 髙津建設では、補助金の活用提案から申請代行まで行っております。
ご自宅等、事務所等でお困りごとがございましたらお気軽にご連絡ください。
お客様一人一人に寄り添い、喜んで頂けるようにスピーディーに対応致します。
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