皆様、こんにちは。
株式会社 髙津建設です。
今季は、桜の開花も早く、お花見シーズンとなりましたね。
昼間はポカポカしとても過ごしやすく、外出の機会も増える時期になりましたね。
春は、新しいことに挑戦したくなったり、晴れやかな気持ちで過ごすことができます。
リフォームに関しても、春はとてもおすすめの季節です。
夏場にかけてリフォームをする方が多いです。
今回は、なぜ春のリフォームがおすすめなのか、また春におすすめの補助金を使用したリフォームに関してもご紹介していきます。
【おすすめの時期】
(春)
春は気候が安定し、過ごしやすい季節です。
冷暖房なしで過ごすことができる季節なので、住みながらリフォームを行う際は快適に過ごすことができます。
また、自治体の補助金制度も新しい年度が始まることで一新される場合があります。
補助・助成制度は年間の予算額が決まっており、人気のものはすぐに終了してしまいます。 始まったばかりの春であれば、自分にもっとも有利な補助金を利用しやすくなるのです。
しかし、人気なだけに、大工や職人さんの人手不足になりやすく、依頼してもすぐに工事が始められないことも・・・。早めの計画・予約が大切です。
(夏)
夏の始まり(6~7月)には、梅雨があります。
屋根や外壁のリフォームは雨の影響を受けやすく、工事が伸びてしまうことが考えられます。
そして梅雨が明ければ、今度は暑さが厳しくなりますね。 住みながらリフォームする場合、エアコンが使えなくなることを考えておきましょう。 また、大規模な工事では仮住まいが必要ですが、お子様の夏休みに合われれば通学の負担は減らせます。
ただ、夏は日照時間が長いのも特徴。 一日の工事時間を長くとれるので、工期が短くなる可能性があるというメリットはあります。
(秋)
秋雨前線が過ぎれば、涼しくて晴れの日も多くなる秋。春と同じく、リフォームの人気シーズンです。
※秋のリフォームの説明は下記をご覧ください。『リフォームの秋』到来
(冬)
寒さが厳しくなる冬は、リフォームを避ける人が多いようです。
その為、大工や職人さんの確保ができます。
天候の悪さは他の季節に比べ、軍を抜いています。 低温により塗装や接着剤の乾きが悪かったり、 雪や霜の影響で、工事が中断する場合もあります。 日も短いので一日の工事時間が短くなり、工期が長くなる恐れもあります。
【春におすすめ!補助金活用でのリフォーム】
〇外壁塗装
→各自治体の補助金や助成金制度
春は、気温や湿度が塗装に向いており、天候も比較的安定しています。
(塗装に適している気候条件)
・気温が5℃以上
・湿度が85%以下
・雨・雪が降っていない
・霜がおりていない
春は、外壁塗装に最も人気のシーズンになります。
その理由は・・・
①天気が安定していて、スケジュールが崩れにくい
外壁塗装では、雨や雪が降っている日には塗装作業ができません。
天気が悪い日が続くと、その分工事の工期が延びる場合があります。
春は天気が安定しており、工事が予定通りに進みスケジュールが崩れにくいです。
②塗料の乾燥に適した気候である
先程もご説明したとおり、塗料は気温5℃以上・湿度85℃以下でないと、うまく乾燥せず不具合が起こるおそれが高まります。
春の時期は、上記の気温・湿度の日はほぼない為、塗装ができます。
③窓を開けられなくても困らない
外壁塗装の工事中は、養生で開口部を塞ぐため、家の窓が開けられない場合があります。工事が終わるまで、なかなか換気をすることができませんが、春なら換気ができなくても室内の湿度が極端に上昇することがないので、比較的過ごしやすいです。
〇外壁・屋根・天井・床リフォーム
→各自治体の補助金や助成金制度・こどもエコすまい事業
春は、外壁や屋根、天井、床のリフォームも多いです。
梅雨や台風シーズンになる前に、雨漏り対策を行う方が非常に多いです。
外壁・・・外壁の張り替えや外壁の重ね張り(カバー工法)
・外壁の張り替え
お家の外壁材をすべてはがし、新しい外壁材に交換するリフォームのこと
外壁の張り替えリフォームがおすすめな人
・築20年以上で一度も外壁リフォームをしていない人
・既存の外壁に大きな穴やヒビがあり、雨漏りをしている人
・外壁のデザインを変えるのに、色だけではなく材質も変えたい人
・家の耐震性能を上げたい人
・断熱材設置などのリフォーム
・外壁の重ね張り(カバー工法)
現在の外壁材の上から新たな外壁材を貼り付けるリフォームです。
外壁の重ね張りと呼ばれることもあります。
外壁のカバー工法リフォームがおすすめな人
・築20年以上で一度も外壁リフォームをしていない人
・外壁のデザインを変えるのに、色だけではなく材質も変えたい人
・家の断熱性能を上げたい人
・張り替えよりも工事費用を抑えたい人
屋根・・・塗り替え、カバー工法、葺き替え工事
・塗り替え(塗装工事)
屋根材に大幅な傷みが見られない場合に用いられる方法です。表面を塗装することで、美観が保てるだけでなく、屋根材の放水性や耐久性を延ばすこともできます。ただし、日本瓦の場合は使えない方法なので注意してください。
・屋根重ね葺き(カバー工法)
現在の屋根材を撤去せずに上から新しい屋根材を重ねる方法です。
屋根自体は劣化しているけれど、下地までは傷んでいない場合に使える工事方法です。
・葺き替え工事
既存の屋根を撤去し新しい屋根材を設置する方法です。
屋根全体を一新するので、耐久性が高くなるのが最大の特徴です。雨漏りをしている場合や、築20年以上の古い物件には葺き替え工事がおすすめです。
※自治体や時期によっては、一般的な屋根工事を対象とするリフォームがありません。自分が行う工事が補助金や助成金の条件に合っているかを必ず調べましょう。
※こどもエコすまい事業では、外壁、屋根・天井または床(基礎断熱)の部位ごとに、一定の使用量以上の断熱材(省エネ基準レベル、ZEHレベル)を利用する断熱改修が対象となります。
〇窓のリフォーム
→こどもエコすまい事業・先進的窓リノベ事業
皆様、住宅における熱の流失入割合をご存じでしょうか。
実は、一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会の試算例では、以下のようなデータがわかっております。
参照:一般社団法人日本建材・住宅設備産業協会
なんと開口部からの割合が冬の暖房時、夏の冷房時共に高いことがわかります。
これは、日本の住宅における開口部は、熱の流失入量が大きい「アルミサッシ+単層(1枚)ガラス」の組み合わせが占める割合が約7割に及ぶことが原因と考えられています。
家の窓やドアを見直し、高断熱の「樹脂サッシ+複層(2枚以上)ガラス」に交換することで、CO2排出の削減に貢献することができます。
(こどもエコすまい事業の場合)
開口部の断熱改修・・・
こどもエコすまい事業の事務局に登録された型番の製品を使用した工事のみを対象です。
「防犯性の向上に資する開口部の改修」、「生活騒音への配慮に資する開口部の改修」または「防災性の向上に資する開口部の改修」に重複して該当する工事を含みます。
なお、リフォーム工事を行う窓の性能によっては、「先進的窓リノベ事業」においてより高い補助を受けられる場合があります。
補助額:1箇所あたりの補助額×施工箇所数
詳しくは下記をサイトをご参考にして下さい。
(先進的窓リノベ事業の場合)
先進的窓リノベ事業は、補助対象期間内に既存住宅の住宅所有者等が、本事業の登録事業者である「窓リノベ事業者」と契約し、窓(ガラス)を交換(断熱改修)するリフォーム工事が対象です。
補助額:開口部ごとに行った対象工事に応じた補助額の合計が交付申請額になります。1戸最大200万円が上限となります。
詳しくは下記をサイトをご参考にして下さい。
※窓リノベ事業に関して、内窓の受注が殺到し(昨年の3倍)、製品の納期が遅れており、工事日の遅延が1.5~2ヶ月後のケースが増加してるとのことです。
また、注文殺到で補助金の予算切れの可能性が高まっているとのことです。
(※補助金の申請は、工事完了後からしか申し込みができないため、その可能性も考慮しておかなければなりません。)
各事業の詳細は、下記も参考にして下さい。
〇給湯・浴室関連のリフォーム
→各自治体の補助金や助成金制度・こどもエコすまい事業・給湯省エネ事業
「給湯器のリモコンにエラー表示が」「お湯の温度が急に熱くなったり冷たくなったりする」このような不満を感じ始めた人は、給湯器の交換を検討した方がよいかもしれません。
特に設置から10年以上経過している場合は、いつ給湯がストップするのかも分かりません。
(給湯省エネ事業)
①家庭用燃料電池(エネファーム)
補助額:15万円/台
②電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機
(ハイブリッド給湯機)
補助額:5万円/台
③ヒートポンプ給湯機(エコキュート)
補助額:5万円/台
※補助の上限(住戸あたり)
①~③ 戸建住宅:いずれか2台まで
共同住宅:いずれか1台まで
(こどもエコすまい事業)
①高断熱浴槽
②高効率給湯機
・ヒートポンプ給湯機(エコキュート)
・潜熱回収型ガス給湯器(エコジョーズ)
・潜熱回収型石油給湯機(エコフィール)
・電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯器(ハイブリッド給湯機)
補助額:設置台数によらず、設置を行った設備の種類に応じ、27,000円/台
各自治体の制度を調べるなら、下記のサイトが詳しいです。
地方公共団体における住宅リフォームに係わる支援制度検索サイト
※各自治体の補助金や助成金は、年度初め(4月頃)公表されるので、また公表次第お伝えします。
株式会社 髙津建設では、こどもエコすまい事業、先進的窓リノベ事業、給湯省エネ事業の事業者登録を行っております。また、各自治体の補助金や助成金の申請代行も行っておりますので、お任せください。
【春におすすめ!リフォーム】
〇間取り変更や増築リフォーム
天候が安定している春の季節は、大規模なリフォームもおすすめです。
例えば、間取りの変更や、和室を洋室に変えたりなど多いです。
〇壁紙・畳のリフォーム
梅雨から秋にかけて、高温多湿の気候がしばらく続き、この時期はカビやダニの発生に注意が必要です。
壁紙を調湿効果のあるものに変えることで、住居内の湿度を調整してダニやカビの繁殖を抑える効果があります。
また、畳は3~5年に1度は裏表を替えて、10年に1度は畳そのものを交換することで、ダニやカビの繁殖を防ぐことができます。
【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
暖かくなってきた今だからこそ、梅雨や台風シーズン前にご自宅などのリフォームを計画的にまた、補助金や助成金を上手に活用していきたいですね。
4月に入り各自治体の補助金や助成金の内容が公表となりますので、リフォームをお考えの方は、すぐにでも取り掛かれるよう準備しておきましょう。
省エネ・断熱のリフォーム工事は、環境問題の解決や光熱費などの削減にも繋がります。今後私たちの生活に影響が出てくるものですので、国の政策事業や各自治体の政策がある今だからこそ、リフォームをご検討中の方はぜひ活用していきましょう。
株式会社 髙津建設では、補助金や助成金などの提案から申請代行まで行っております。
ご自宅のこと、それ以外のことでも何かございましたら、お気軽にご連絡ください。
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