皆様、こんにちは。
株式会社 髙津建設です。
11月も終わり、いよいよ1年の締めくくりの時期12月も残すところあとわずかになりましたね。
今年は気温が高い日が多く、11月でも例年にないあたたかな日が続きましたが、12月に入り、気温が下がり寒くなってきましたね。
この時期は、寒さ対策を万全にしておきたいですよね。
皆様、『ヒートショック』という言葉は聞いたことありますか?
厚生労働省の研究によると、近年高齢者の不慮の溺水・溺死は「交通事故死亡者」数よりも多くなっているそうです。
この時期室内での急激な寒暖差には注意が必要です。
今回はヒートショックを防ぐため、どういうことが今後住宅で必要になってくるのかをご説明していきます。
■ヒートショックとは・・・
そもそもヒートショックとは、急激な気温の変化(暖かい部屋や寒い部屋)で血圧が上下し、主に心臓や血管などの身体にダメージを受けること(心筋梗塞や脳卒中など)をいいます。
「脱衣所とお風呂場」「寝室と廊下」「リビングとトイレ」など、温度差が大きくなりやすい場所を行き来する際にヒートショックのリスクが高くなります。
下記サイトはヒートショック予報となります。
是非ご活用ください。
■ヒートショックになりやすい人
ヒートショックになりやすい人は、65歳以上の高齢者で、持病がなくて元気な人でも注意が必要です。
また、高血圧や糖尿病、狭心症や心筋梗塞などの心臓や循環器系、脳の持病や病歴がある人注意が必要です。
このようにヒートショックは高齢者で持病がある人がなりやすいので、若い自分には関係ないと思っていませんか?
若い人でもヒートショックになる可能性はあるので、以下のポイントには気をつけてくださいね。
・糖尿病・高血圧・肥満の人
・睡眠時無呼吸症候群・不整脈がある人
・熱いお湯(42℃以上)に長くつかるのが好き
・飲酒直後にお風呂にはいる
・食事をしてすぐにお風呂にはいる
・薬を飲んだ直後にお風呂にはいる
・深夜にお風呂にはいる
■ヒートショックになりやすい場所
〇浴室・脱衣室
〇玄関・廊下
〇トイレ
〇窓
〇お家全体
■ヒートショック対策リフォーム
①家の断熱性能を高める
断熱リフォームをすることで、冷暖房のエネルギー使用量が少なくなり、近年高騰の「光熱費」を抑えることが可能です。
また、断熱性能を高めることは、気密性も高めることにもつながり、気温が変動しないようになります。
お部屋ごとの温度差も小さくでき、防音対策にもつながります。
健康面では、断熱リフォームをすることで快適な生活環境となり、睡眠の質の向上にもつながります。
断熱リフォームは冬場のイメージの方が多いと思いますが、断熱リフォームは夏場の暑さ対策にもとてもいいです。
②窓の断熱化
「冬、暖房をつけていてもどうしても寒い!」という場合、それは熱が外へ流出してしまっていることが原因かもしれません。一般的に暖かい空気は、冷たい空気があるほうへ流れてしまう性質があります。家の断熱性能が低い場合、最も熱が逃げてしまうのは開口部(窓や玄関ドアなど)といわれおり、日本建材・住宅設備産業協会の調 べによると、 家の中の熱は開口部から58%流出していることが報告されています。
窓の断熱というと、内窓やペアガラスのリフォームは非常に効果的です。
また、断熱性を高めることで、快適な室温となり、冷暖房の使い過ぎや、結果的に省エネ・光熱費の削減にもつながります。
更に、泥棒や空き巣の約6割は窓からの侵入しており、その内のほとんどがガラスを割って侵入していることが警視庁の調査で分かっています。
断熱性の高い二重窓や、厚みのある窓ガラスにリフォームすることで、防犯対策にもつながります。
③浴室をユニットバスに変更
ご使用の浴室がタイル張りの在来工法の場合は、ユニットバスにリフォームすることをおすすめします。
ユニットバスは従来のスペースの中に箱を入れるイメージなので、躯体との間に空気層ができ、入った時の冷え込みを緩和します。床・壁・浴槽などに断熱材が入っているタイプも多くあり、タイル張りのひんやりするお風呂よりも格別に暖かいです。
また、現在ユニットバスのご家庭でも、築年数が経っている建物の場合、浴室の天井裏などに断熱材が施されておらず、寒さ対策が不十分な可能性があるため、浴室全体のリフォームを検討するのもよいでしょう。
④暖房器具や浴室換気扇を設置
ユニットバスまでご予算を割けない場合、床にすのこやマットをひき、浴室内を暖房で暖めておくだけでヒートショック対策になります。大半の機器には、暖房機能だけでなく乾燥や換気の機能がついているおり、便利に使えます。
浴室乾燥暖房機はユニットバス用だけでなく、在来のお風呂にもつけられるタイプが用意されています。電気式とガス式があり、早く暖まるのはガス式、比較的工事が簡単なのが電気式、といったイメージです。
もちろん、ユニットバスにリフォームする際に浴室乾燥暖房機を取付けることもできます。
⑤床暖房を設置する
元からじんわりと温まる床暖房は、室温をそれほど上げなくても快適に過ごすことができます。そのため、他の部屋との温度差が少なくなり、ヒートショックの危険性も軽減されます。
リビングはもちろん、可能であれば浴室やトイレなど、その階全体に施工できると理想的です。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回、ヒートショックについてなりやすい人、なりやすい場所、ヒートショック対策のリフォームについてご紹介してきました。
ヒートショックの対策リーフォームは、冬の時期だけでなく、1年を通して住宅の快適環境、省エネ、光熱費削減にも繋がっていきます。
今一度、改めて検討してみてはいかがでしょうか。
株式会社 髙津建設では、お客様の様々なご要望にも迅速に対応させていただきます。
また前回ご紹介した「こどもエコすまい支援事業」の補助金を使用すると、お得にリフォームが出来ますので、是非ご検討してみてください。
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上記以外でも様々な補助金の申請代行も行っております。
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